Scratch-メッセージを使いこなそう

Scratch 基礎

作成:旭川児童パソコン教室“ぱそんこ”

スクラッチのコードは、自身のスプライトやステージに対して操作を行います。しかし、イベントブロックのメッセージは、他のスプライトやステージを操作できます。

メッセージには「送る」と「受け取る」があります。

  • 送る:他を操作したいスプライトはメッセージを送ります。
  • 受け取る:他のスプライトなどは、そのメッセージを受け取ります。そのときに【メッセージを受け取ったとき】ブロックのイベントが発生します。そこで受け取ったときの処理をします。

メッセージを作成する

メッセージを作成するには、メッセージ関連のブロックの [▼] をクリックして [新しいメッセージ] をクリックします。

メッセージの [名前] を入力して [OK] をクリックします。

その名前のメッセージが作成されます。

作成したメッセージはすべてのスプライトやステージで使用できます。作成したメッセージを使うブロックをコードから削除すると、作成したメッセージも削除されます。

メッセージ

指定したメッセージを送ります。

指定したメッセージを送ります。メッセージを受け取ったときブロックの処理が終わるまで、次の処理が実行されません。

指定したメッセージを受けとったときに発生します。

他のスプライトやステージが送ったメッセージも受け取れます。


ネコがメッセージを送ります。

ヒヨコが「ヒヨコさん」メッセージを受け取ったら返事をします。

カエルが「カエルさん」メッセージを受け取ったら返事をします。

「ヒヨコさん」メッセージを送ります。受け取ったヒヨコが返事をします。カエルには「ヒヨコさん」メッセージを受け取った処理がないので何もしません。


このようにネコのスプライトがメッセージを送ると、ヒヨコやカエルが受けっとって処理できます。誰に送るのかは指定しません。すべてのものに送られます。

複数のスプライトなどがメッセージを受け取ると、それらは同時に処理を行います。複数のスプライトで同時に音を出したいときなど、同時に動かしたいときはメッセージを使います。


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