著作権について

プログラミング教育雑談

作成:旭川児童パソコン教室“ぱそんこ”

今日は何かと問題になっている著作権問題について書いていきたいと思います。

著作権とは

著作権は、知的財産権の一種で、美術、音楽、文芸、学術など作者の思想や感情が表現された著作物を対象とした権利です。

大きくわけて2種類

財産的権利(著作物を活用して収益や名声などを得ることができる著作財産権)

人格的権利(著作物の内容と著作者を紐づけることで、著作者の人間性を正確に表現する著作者人格権)

とりわけ著作財産権は狭義の著作権と同義とされる。また、著作物を伝達する者(実演家、レコード製作者、放送事業者など)に付与される権利(著作隣接権)も最広義の著作権の概念に含まれる。


違反してしまうと

著作権侵害は犯罪であり、被害者である著作権者が告訴することで侵害者を処罰することができます(親告罪。一部を除く)。著作権、出版権、著作隣接権の侵害は、10年以下の懲役又は1000万円以下の罰金、著作者人格権、実演家人格権の侵害などは、5年以下の懲役又は500万円以下の罰金などが定めれれています。

また、法人などが著作権等(著作者人格権を除く)を侵害した場合は、3億円以下の罰金となります。

さらに、私的使用目的であっても、無断でアップロードされていることを知っていて、かつダウンロードする著作物等が有償で提供・提示されていることを知っていた場合、そのサイトから自動公衆送信でデジタル録音・録画を行うと、2年以下の懲役若しくは200万円以下の罰金が科せられます。

なお、「懲役刑」と「罰金刑」は併科されることがあります。


最近では【you tube】での違法アップロードがとても多いですが、実は【Scratch】で使う画像や音楽にも引っかかってきます。そういう時は、フリー素材を使いましょう。

フリー素材を使うときは、利用規約を必ず確認

Webサイトから画像をダウンロードしたら、画像使用前に必ず素材掲載元の利用規約に目を通してください。同じフリー素材Webサイト内の画像でも、加工が認められている素材と認められていない素材があります。

加工の有無の他、クレジット表記の義務や素材掲載元へのリンク掲載義務などの条件が付けられていることもあります。また、個人利用の使用なら無料だが、商用利用の場合は使用不可、または有料という素材も多数存在します。フリー素材を企業サイトの制作などに利用する場合は特にご注意ください。


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