年長や小学1年生からのプログラミング教育

プログラミング教育雑談
Young boy with fun green and black face painting

旭川こどもプログラミング教室ぱそんこにも年長さんや小学校1年生から入会される生徒さんがどんどん増えてきています。とてもありがたいです^^この記事は年長または小学1・2年生からのプログラミング教育について個人的な見解や意見をまとめました。

5才~7才あたりのプログラミング教育

プログラミング教育がはじまり、MaincraftなどのYoutube チャンネルの影響や様々な情報が子供自身の身近に存在し始めて本人の希望でプログラミング教育をはじめたいと言う5才~7才あたりの児童が増えてきました。
喜ばしいことですが、発育に伴って育ってくる空間認識能力やそもそもローマ字を習っていないためタイピングからハードルになってしまうなどプログラミング教育をはじめるには難しい年齢層でもあります。

この記事ではそんな5才~7才あたりのプログラミング教育におすすめなツールや学習方法を少し考えてみたいと思います^^

Young boy with fun green and black face painting

未就学からのプログラミング教育【scratch Jr】(スクラッチジュニア)

未就学からのプログラミング教育に多様されるものとして一番にスクラッチジュニアがあげられます。
言葉ではなく絵で表現されたブロックにより読み書きが完全ではない子供もプログラミング的思考を体験できます。

キャラクターを任意の方向に動かせたり複数のキャラクターを表示して別別の行動を取らせたりできます。
興味をもち意欲的に取り組める子供にはオススメですが、うちの教室では基本的には実施していません。

理由としてはできることの少なさやパソコンよりもタブレットなど向きに制作されていることです。

タブレット端末とパソコン

タブレットは子供とプログラミング教育などパソコンやICTとの距離を近くしてくれますが、パソコンを最初から触ってパソコンでいろいろな作業をする子供に比べできることが断片的になったり、特定のアプリケーションでの操作以外は成長しないなどの傾向が見受けられます。
高校生や大人でもスマートフォンは全然使えるけど、パソコンは全くダメっていう人って結構多いですよね?

もちろんタブレットを上手に使えるようになることは無駄だとは言いませんが、将来的に仕事でパソコンを使ったり、自分のやりたいことを実現するためには現時点のタブレットなどの発展から見ると、まだまだパソコンが必要だと思います。

例えばタブレットやスマホでの写真編集や動画編集はアプリ自体がかなり有能で簡素化されていて簡単に編集ができますよね。
でもタブレットでは重すぎてできないサイズや効果の作業をする際にパソコンで作業を始めるとタブレットやスマホから転換した人はほぼ0からのスタートと言っては過言ではないくらい難しく感じてしまうと思います。
逆に日常的にパソコンで作業をしていた人はスマホやタブレットでの編集も基本的な操作さえ理解できればサクサクと簡単に作業ができることが多いでしょう。

このように最終のアウトプットを考えた時に実用性が多岐に渡るのはパソコンでの作業だと現時点では思います。
もちろん今後どんどんタブレットも進化していくので5年後10年後は変わっているかもしれませんね^^

Close up of businessman using stylus pen signing contract on digital tablet with laptop computer on office table. Business man manager proofing e-document, electronic signature, e-signing, paperless office concept

オススメのコンテンツ【scratch】

小・中学校で実用されている教育用プログラミング言語scratch(スクラッチ)ですが、今回のテーマとなる5-7才の子供にもぱそんこではカリキュラムとして導入されています。
「もし~」や「繰り返し」などプログラミングの大きな要素になる条件分岐や引数・変数など難しいところも多くありますので大人のサポートが必須なコンテンツになりますが、作れるものの自由度や自分の声や写真・書いた絵・作った音楽などを導入できることなど、とても優れたコンテンツです。
ブロックもひらがなに変更できるため感じができない児童も実際に組んでいくことができます。

ただし、見た目以上に頭を使い難しいため5-7才の子供への実施には必ず完成できそうな目標を立てることが大切です。
完成できない目標は初めて学ぶ段階の子供には不要な挫折感や難しさを植え付けてしまいます。
これは他のコンテンツにも言えますが、初めて学ぶ際にはどのくらいその児童に向いているのか向いていないのかを見極めて時には自然に他の題材に移行することも必要です。
ここが親御さんが自分の子供にプログラミングを教える際に難しいポイントでもありますね。

オススメのコンテンツ【アルゴロジック】

https://algo.jeita.or.jp/より引用

ネズミか猫かわかりませんが白いロボットをプログラミングして旗をとるアルゴリズム学習ゲームのアルゴロジックの紹介です。
前にも紹介しているので詳細は関連記事をご覧下さい。

スクラッチジュニアと同じくこのアルゴロジックも言葉を使わないため未就学児童から実施が可能です。
ただし方向感覚などが発育していない児童も多く大人が想像するよりも子供には難しいので様子をみて実施することがひつようです。

オススメのコンテンツ【ソングメーカー】

このソングメーカーは絵を描くように作曲ができます。
プログラミングとは言いませんが子供自身が作品を制作する体験はプログラミング教育やICT教育には必要不可欠な体験です。
作成したデータは実際にダウンロードすることもできてscratchのゲーム音楽に使ったり、動画のBGMにしたりとアウトプットも多岐にわたります。
ぱそんこでも非常におすすめなコンテンツですので一度試してみてはいかがでしょうか?

オススメのコンテンツ【ピクトセンス】

お題に沿ってお絵描きをして人にあててもらう。もしくは人の絵をあてるのがこのピクトセンスです。
ゲーム性として楽しいのはもちろんマウスの操作やウィンドウの操作など基本的なパソコン学習には適しています。あくまでゲームなのでこればかりやってもプログラミング教育の学習にはなりませんが、まずはパソコンの操作に慣れるという面では非常に楽しいコンテンツとなっています^^

まとめ

他にもMaincraftのエディケーションエディションなどたくさん有用なコンテンツがありますが今回はこのくらいにしときますね^^
5-7才のプログラミング教育には挫折感は必要ありませんのでできそうなコンテンツを選んで実施することが必要です。
また、大人の助力にもさじ加減が必要であまり口を出さずに子供自身が考えたり試したりする時間も大切にしましょう。すべてに指示を与えたり大人が評価してしまったりするとプログラミング教育はこじんまりしてしまい面白くないものになってしまいます^^
タイピングにおいても最初は大きなハードルですが、そのハードルを感じさせないくらい面白い目標をたててプログラミング教育に取り組んでみてはいかがでしょうか?

旭川市の方は是非ぱそんこに無料体験授業にきてみてくださいね^^
それではさようなら!

ぱそんこホームページ
https://xn--28jta3d3g.com/

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