実際にプログラミング教育で導入されるソフトウェア検証レビュー3

プログラミング教育雑談

この記事では小学生プログラミング教育必修化にて実際に導入される、または導入される可能性のあるソフトウェアのレビューを掲載します。

Raspberry Pi ラズベリーパイ

つかいやすさ     2.0導入難度       4.5こどもの興味     2.0学習においての有用度 4.5

ラズベリーパイはコンピューターに必要な機能を小さい基盤に集約したコンピューターです。
用途は様々で通常のパソコンとしての活用ができたり産業用にも活躍しているコンピューターになります。多種多様な分野での活躍が期待されていて尚且つパソコンの中では安価かつ学習に直結しやすいコンテンツがいくつもあり有用度はかなり高めですね。
合わせて導入難度も高めなのはストレージがMicroSDだったりOSが初心者の方に使い慣れたWindows等ではないことが起因します。多種多様なことができるぶん様々な知識が必要になる可能性があり、今回レビュー掲載しているものの中では一番大人にも触ってほしいものでもありますね。

Lightbot ライトボット

つかいやすさ     4.0導入難度       1.0こどもの興味     3.0学習においての有用度 2.2

ライトボットはアルゴリズムを学ぶための初心者入門ゲームです。最大の利点は無料でパソコンやスマホ(App等)で楽しめるところですね。導入難度はかなり低めです。子供達に教えていると回転の感覚が多くのこどもは苦手分野になっていることに気づきます(右回りした次はどちらに進むかなどの予想)その点この描写で回転や繰り返しという動作に触れれるのはかなりの評価ポイントです。拡張性や発展性がないため学習有用度は低めですが、こどもの苦手分野を考えるとオススメできるコンテンツです。
最終問題などは大人でも解けない人もいますので家族みんなでやってみるのも面白いと思います^^

紙媒体などのコンテンツ

つかいやすさ     4.0導入難度       1.0こどもの興味     2.5学習においての有用度 2.0

現在ICTの導入が進んでいない場所ではほとんどの場合「アナログ」のコンテンツを用意して学習をすると思います。基本的には紹介してきたスクラッチやライトボットなどの動きを紙に書いて予測したり、生活の流れ例えばトイレに行くなどの工程をブロック化させて子供に考えてもらうという流れになります。
アナログの現在最大の欠点は子供達が失敗の動きを見れないということにあると思います。
デジタルコンテンツであれば失敗した動きがすぐさま見れてその失敗に対しての修正を行えます。ですがアナログではすべての児童に失敗した動きを見せることは難しく。問題と解答という従来の学習形式と何ら変わらない学習になってしまうのではないかと筆者は考えています。

とはいえ筆者はアナログの否定派ではなく、紙媒体で学習を実践するためにはもっと教材側が発展する必要があると思っています。わたしたちの団体でも紙媒体教材の開発はおこなっていますが、導入難度を上げずに失敗を可視化できるコンテンツというのはかなり難しいですね^^
基本的にはパソコン等の導入のを考えるのがスムーズであるとは言えます。

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