インベーダーゲームを作ってみよう!③

インベーダーゲーム

作成:旭川児童パソコン教室“ぱそんこ”

前回【スペースインベーダー風ゲームを作ってみよう!②】の続きを作っていきましょう。

敵を動かしてみよう

インベーダーゲームの敵の動きには特徴があります。
すべての敵が一斉に1歩動いては止まる、これを繰り返しています。

50個の敵がそれぞれ勝手に動いていては、何かあればすぐバラバラに動くようになります。
ここは司令塔を作り、その司令塔から移動の指示を出すようにします
司令塔はオリジナルの【Lady bug2】にやってもらいましょう。

指示を出すために【移動指示】という新しいメッセージを作ります。

メッセージブロックの使い方はこちら。

メッセージを使いこなそう

【ずっと】と【移動指示を受け取ったとき】の処理を追加します。

実行してみましょう。
50個の敵が1秒ごとに右へ移動します。

反転処理を入れよう

右へ移動する敵が端まできたら、敵全体が左へ移動するという処理を入れます。
その準備として、進行方向と反転を指示するフラグが必要になります。

変数を2つ作りましょう。

※50個のクローンに対して使うので、どちらもすべてのスプライト用にします

司令塔側の処理です。
反転指示は0、進行方向は10で初期化します。

反転指示が1のとき、進行方向の正負を逆転させます。
進行方向が10ならば−10に、−10ならば10になります。

移動側の処理です。
移動指示を受け取ったときの処理を大きく変更します。

x座標の移動は進行方向の値を使います。
10なら右へ、-10なら左へ移動します。

端まで来たかチェックをしています。
右へ移動しているとき【進行方向10】x座標が210以上なら反転指示を1にします。

実行してみて下さい。
上手くいけば、左右の端から端まで移動を繰り返すと思います。

※高確率でバグが発生します。

バグが発生した場合はこちら。

【インベーダーゲーム-バグを取り除こう!】


スペースインベーダー風ゲームを作ってみよう!④

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