Pythonは動的型付けの言語であり、変数に割り当てられる値の型を明示的に指定する必要はありません。ただし、値がどの型であるかは明確に知っておくことが重要です。
Pythonには次のような基本的なデータ型があります。
- 整数(int)
- 浮動小数点数(float)
- 論理値(bool)
- 文字列(str)
- リスト(list)
- 辞書(dict)
- タプル(tuple)
- 集合(set)
型を確認するには、built-in関数 type() を使用します。
例:
x = 10
print(type(x)) # <class 'int'>
y = "Hello"
print(type(y)) # <class 'str'>
z = [1,2,3]
print(type(z)) # <class 'list'>
型を変換するには、built-in関数 int(), float(), str()などを使用します。
例:
x = "10"
print(type(x)) # <class 'str'>
x = int(x)
print(type(x)) # <class 'int'>
問題
問題1: 変数 x に整数 10 を代入し、変数 y に文字列 “Hello” を代入し、変数 z にリスト [1, 2, 3] を代入してください。
問題2: 変数 a に文字列 “10” を代入し、それを整数に変換し、変数 b に代入してください。
問題3: 変数 c に整数 15 を代入し、それを文字列に変換し、変数 d に代入してください。
問題4: 変数 e に浮動小数点数 3.14 を代入し、それを整数に変換し、変数 f に代入してください。
問題5: 変数 g に文字列 “True” を代入し、それを論理値に変換し、変数 h に代入してください。
解答
問題1 の解答:
Copy codex = 10
y = "Hello"
z = [1, 2, 3]
問題2 の解答:
Copy codea = "10"
b = int(a)
問題3 の解答:
Copy codec = 15
d = str(c)
問題4 の解答:
Copy codee = 3.14
f = int(e)
問題5 の解答:
Copy codeg = "True"
h = bool(g)
上記のように、Pythonの型変換についての説明をしました。
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