2.1Pythonの基本構文 変数

Pythonの基本構文の一つに変数があります。変数はデータを格納するための仕組みで、プログラム中で使用するデータを格納するための”箱”と考えることができます。

変数を定義するには、以下のように変数名を定義し、その後に代入演算子(=)を使用して値を代入します。

x = 10

このようにして定義された変数xには、10が代入されます。

変数に値を代入することを「変数に値を格納する」とも言います。

変数には型があり、型によって扱える演算が異なります。 Pythonは動的型付け言語であるため、変数に格納される値の型は指定しなくても自動的に判別されます。

x = 10
x = "Hello"

上記のように、xには整数から文字列が格納されることもできます。

また、変数は演算子を使用して演算を行うことができます。

x = 10
y = 20
z = x + y

このようにすることで、xとyの値を足した結果がzに代入されます。

変数は、プログラム中で使用するデータを格納するための大切な要素です。

問題

問題1: 以下のコードを実行し、xの値が何になるか答えなさい。

x = 10
x = x + 5

問題2: 以下のコードを実行し、yの値が何になるか答えなさい。

x = "Hello"
y = x + " World"

問題3: 以下のコードを実行し、zの値が何になるか答えなさい。

x = 5
y = 10
z = x * y

問題4: 以下のコードを実行し、a, b, cの値がそれぞれ何になるか答えなさい。

a = 10
b = a
c = b
a = 5

問題5: 以下のコードを実行し、dの値が何になるか答えなさい。

x = "Python"
y = " is fun!"
d = x + y

コメント

  1. […] 変数 […]

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