7.3関数の戻り値

関数の戻り値とは、関数から値を返すことを指します。関数は、任意の値を返すことができます。関数は、return文を使用して値を返すことができます。 return文の後に値を指定すると、その値が関数の戻り値として返されます。関数は、return文を省略することもできますが、その場合、関数はNoneを返します。例えば、以下のような関数を考えます。

def add(a, b):
    return a + b

result = add(1, 2)
print(result) # 3

この例では、関数addは2つの引数a, bを受け取り、それらを足した結果を返します。

また、複数の値を返すことも可能です。以下は、複数の値を返す例です。

def add_and_subtract(a, b):
    return a + b, a - b

result1, result2 = add_and_subtract(3, 4)
print(result1)  # 7
print(result2)  # -1

このように、「return」で複数の値を返すことができます。

問題

関数「calc_tax」を作成し、引数に渡された金額に対して消費税率8%を適用し、税込みの金額を返すようにしてください。

解答

def calc_tax(price):
    tax_rate = 0.08
    return price * (1 + tax_rate)

print(calc_tax(1000)) # 1080.0

コメント

  1. […] 関数の戻り値 […]

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