旭川子ども起業プロジェクトとは子どもが実際にプロジェクトを計画、会議、調査、発足するプロジェクトです。
現在はパソコン教室こどもプログラミング教室ぱそんこの活動として行っていますが非営利団体としての設立を目指しており要件を満たす児童の場合教室の所属の可否に関わらず参加できるプロジェクトです。
参加要件などは以下の別ページをご覧ください。
子ども起業プロジェクト開講のお知らせ
https://ぱそんこ.com/?p=1708
子ども起業プロジェクト第一回終了
さて子ども起業プロジェクトの第一回が終了いたしました。私シンザトが身内の不幸で序盤の30分程度しか参加できなく、皆様にご迷惑をおかけし申し訳ございません。
今回は使用するソフトウェアや子ども起業プロジェクトの約束をみんなで確認しツールの試用に時間を使わせていただきました。
プロジェクトの約束
以下のような約束でプロジェクトを開始いたしました。少し厳しめな表現にしましたが、これでだけは守ってほしいという気持ちのもと決定しました。
以後子供同士の話し合いで約束は変化していく可能性もありますが、最初の約束として提示いたしました。
- 自分でできることは自分でやる
子ども起業プロジェクトは『ぱそんこ』の授業ではありません。
自分たちがしっかりとやりたいこと、やるべきことを決めて他のメンバーに頼るだけではなく自分自身で学習や制作をすすめていってください。 - 知識は共有する
子ども起業プロジェクトは知識を自分だけで高めるものではなくメンバーと共有して団体としての力を高めるプロジェクトです。自分だけで先に進みたいと思うのであればプロジェクトに参加する意味はありません。 - 先生は子ども起業プロジェクトではメンバーです。
子ども起業プロジェクトのはじまりではみんなに必要なスキル・勉強・知識を先生たちは提供しますが、子ども起業プロジェクトの主役は子どもたちで先生は最終的にただのメンバーになる予定です。
自分たちが進めているプロジェクトであることをしっかりと意識して活動してください。 - 学校の勉強を頑張る
プロジェクトの活動を進めていくうちにわかってくると思いますが、学校での学習は重要です。
学校の勉強よりも難しい課題に取り組まなければならないので、まずは当たり前のように学校での学習ができるようにがんばってください。 - 互いを尊重する
小学校~高校生ではLGBTや病気などは差別や中傷の対象になりやすく、個人の個性もまた馬鹿にされる対象になりやすいのは先生も学生だった時代がありよくわかりますが、子ども起業プロジェクト内ではそういった差別は面倒だけなので行わないでください。自分と他人が違うのは当たり前でその中で一緒にやっていくために必要な努力を重ねてください。 - 子ども起業プロジェクトの学習も頑張る
参加した児童たちはもうわかっていると思いますが、パソコンでのスキル習得や学習はとても長い時間がかかります。隔週の2時間では絶対に間に合いません。学校の学習は俊足で終わらせてプロジェクトの学習もお願いだから頑張ってください。
※以上の内容が徹底できない場合子ども起業プロジェクトへ参加できなくなることもあります。
脅しじゃないのでがんばってください。
使用ソフトウェアの案内
最終的にはとんでもない量のソフトウェアを扱うことになると思いますが、序盤の使用ソフトウェアとして以下のソフトウェアを提示いたしました。
基本的には情報共有や基礎的な編集作業のためのソフトウェアになります。子ども起業プロジェクトに参加していない児童も是非機会があれば触ってみてください^^
Onenote
メモアプリです。画像の貼り付けやリンクの貼り付けが便利で確定情報の記載や情報の記載に使います。
それぞれのセクションが用意されているので確定情報以外は自身のセクションに記載しましょう
https://www.onenote.com/download?omkt=ja-JP※通常はWindowsインストール時に入っています。
Slack
チャットや情報共有のためのソフトです。メンバー間のコミュニケーションやオンライン上の会議に使います。コミュニケーションをとることは重要ですが、同時に喧嘩に発展することも多いので基本的に無駄なことは発言しないでください。
Clipchamp
動画編集ソフトです。無料で使用できるなかでは簡単で倍速なども使えるため有償のpremiereなどに変更するまではこのソフトウェアを使います。
動画での情報発信は現代では不可欠です。必ず動画編集担当以外のメンバーも必ず使えるようになりましょう。
OBS
画面録画ソフトです。やり方の説明などパソコンの画面を録画する機会はとても多いです。
また録画素材を編集担当に渡さなくてはいけないこともよくあると思います。
必ず使えるようにしておきましょう。
Visualstudiocode
序盤はHTMLなどの編集に使うエディターというソフトです。AIバージョンとしてCursorというエディターもありますので触ってみてください。
既にUnityをやっていてVisualstudioを使用している場合はVisualstudioでの編集も可能です。
VisualstudiocodeはVisualstudioのシンプル版です。
Visualstudiocode
https://azure.microsoft.com/ja-jp/products/visual-studio-code
Cursor
https://cursor.sh/
画像編集
画像の編集ソフトは無料版のものはあまりいいものがなく無料版で活動する場合いくつか組み合わせて使う必要がでてきます。
下記リンクのソフトウェアを全体的に触りやれることやれないことを把握して使い分けましょう。
有償版の場合はillustratorとPhotoshopが主なツールになります。
GIMP
https://apps.microsoft.com/store/detail/XPDM27W10192Q0?ocid=pdpshare
Adobe Express
https://www.microsoft.com/store/productId/9P94LH3Q1CP5?ocid=pdpshare
Adobe Photoshop Express
https://www.microsoft.com/store/productId/9WZDNCRFJ27N?ocid=pdpshare
Adobe Fresco
https://apps.microsoft.com/store/detail/XP8C8R0ZKZR27V?ocid=pdpshare
CANVA
https://www.canva.com/ja_jp/
CAPCUT
https://www.capcut.com/ja-jp/
※ショート動画も可能
最後に
自分で考える・相談する・議論する・決定する などは当たり前のように思えますが、実は大人でもできる人とできない人がいると思います。
ましてや子ども時代だとそういった事を実感を持って経験することはほぼほぼ無かったような気がします。
議論と喧嘩の境界線は子どもたちには難しく、大人はそれを経験させることを避けてきたようにも思えます。
このプロジェクトでは、自分の意見を大事にすることと他人の考えを飲み込むことそんな人として当たり前だけどとても難しい課題に向き合いながら学習を進めていってもらいたいなと願います。
今回、第一回目の記事は講師が書かせていただきましたが、これから子どもたちはHTML/CSSのホームページ制作とワードプレスに入っていきます。児童たちのスキルが整い次第、記事の執筆もみんなに任せたいと思います^^ホームページも別のものを用意する予定です。
みんな頑張ってください!!!
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