3.4Pythonのデータ構造 集合

Pythonにおいて、集合(set)は複数の要素を格納するデータ構造のひとつです。集合は重複する要素を許さない性質を持ち、要素の順序は保証されません。

集合は {} もしくは set() 関数を使って作成することができます。

操作方法として、要素の追加、削除、変更などができます。また、集合同士の演算(和集合、積集合、差集合など)もサポートしています。

集合の例

Pythonにおける集合は、重複しない要素の集まりを表すデータ構造です。集合はset()関数を使って作成します。以下は、整数の集合の例です。

>>> numbers = set([1, 2, 3, 4, 5])
>>> print(numbers)
{1, 2, 3, 4, 5}

文字列の集合も同様に作成できます。

>>> words = set(["apple", "banana", "cherry"])
>>> print(words)
{"apple", "banana", "cherry"}

集合には要素の追加、削除、検索、結合などの操作ができます。

>>> numbers.add(6)  # 要素の追加
>>> numbers.remove(4)  # 要素の削除
>>> 6 in numbers  # 要素の検索
True
>>> a = set([1,2,3])
>>> b = set([3,4,5])
>>> a.union(b) #結合
{1, 2, 3, 4, 5}

問題

集合A = {1, 2, 3}と集合B = {3, 4, 5}があります。集合Aと集合Bの和集合を計算し、結果を出力してください。

解答

A = {1, 2, 3}
B = {3, 4, 5}

# 和集合を計算
union = A.union(B)

# 結果を出力
print(union)

出力

{1, 2, 3, 4, 5}

上記のコードでは、集合Aと集合Bを定義し、それぞれのunionメソッドを使用して和集合を計算しています。結果をprint関数を使用して出力しています。

コメント

  1. […] 集合 […]

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