7.1関数の作成

関数とは

関数は、特定の処理を行うプログラムのブロックで、その処理を行うために必要な情報を引数として受け取り、処理結果を返すことができます。関数は、複数の場所で使用される処理を再利用可能な形式で提供することで、プログラミングの保守性と可読性を向上させることができます。Pythonでは、「def」キーワードを使用して関数を定義し、「return」キーワードを使用して結果を返します。

引数とは

引数は、関数に渡す値のことです。関数を呼び出す際に、その関数に必要な値を与えることで、関数の処理を行うことができます。関数定義時に定義した変数が引数です。 例えば、足し算をする関数を考えると、「a」と「b」が引数で、それぞれ足し算に使用する値となります。 関数を呼び出す時に、それぞれの引数に対して値を与えることで、関数がそれらの値を使って処理を行うことができます。

関数の作成

Pythonでの関数の作成には、defキーワードを使用します。以下は、簡単な関数の例です。

def add_numbers(a, b):
    return a + b

result = add_numbers(3, 4)
print(result) # 7

上記の例では、add_numbersという名前の関数が定義されています。2つの引数a、bを取り、それらを足し合わせる計算を行い、その結果を返します。変数resultには、add_numbers(3,4)の結果が格納され、出力されるのは7です。

問題

下記の要件を満たす関数を作成してください。

  • 関数名: double
  • 引数: 1つの整数
  • 戻り値: 引数に渡された整数を2倍した値

例: double(2) の結果は 4

解答

def double(n):
    return n * 2

コメント

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